こんにちは。+you.ORIGINAL 編集部です。
「オリジナルTシャツを作りたいけど、プリント方法の違いがよくわからない…」
「インクジェット?シルクスクリーン?どっちがいいの?」
いざデザインが完成しても、加工方法の選び方で迷う人がとても多いんです。
仕上がりの質感や発色、コスト、向いているデザインもそれぞれ違うため、
「思っていたのと違った…」という失敗を防ぐには、特徴を知っておくことが大切。
この記事では、人気の「インクジェットプリント」と「シルクスクリーン」の違いをわかりやすく解説します。
どんな人にどちらが向いているかも紹介しているので、
「オリジナルグッズのプリント方法どれがいい?」と迷っている方はぜひ参考にしてください。
30秒で要点|オリジナルグッズのプリント方法の選び方
- インクジェットプリントは、生地に直接インクを吹き付ける方式。やわらかく自然な風合いでグラデーション表現も可能。版代不要。
- シルクスクリーンプリントは、専用の版を使ってインクを生地にのせる方式。はっきり鮮やかな表現ができるが版代が必要。
- 用途や注文数量で選ぶのがポイント。少量の注文ならインクジェット、大量注文(Tシャツ30枚~など)ならシルクスクリーン向き。
- 表現可能なデザインにも違いがあり、カラフルなデザインやグラデーションはインクジェット、少ない色数や単色デザインはシルクスクリーン向き。
インクジェットプリントってどんなプリント方法?
インクジェットプリント(DTG)は、インクを直接生地に吹きつけてプリントする方法です。
「Direct to Garment(衣類に直接)」の名の通り、Tシャツなどの素材にインクがしみ込むように色をのせます。
インクジェットプリントの特徴
生地に直接インクをのせるため、素材の色味や質感を活かしたナチュラルな仕上がりになります。
ただし、素材によってはインクがはじかれてしまうため、基本的には綿や綿混紡などの一部の布製品にのみ対応しています。
◎ メリット
- デザインのふちをぼかした表現も可能(濃色ボディは除く)
- 生地になじんだ自然な風合いに仕上がる
- 1枚からでも安く注文できる
△ デメリット
- CMYKで表現できる範囲のフルカラー印刷のため、蛍光色などの特色は再現できない
- 同じデザインの大量生産には不向き(コストが上がるため)
- 濃色生地には白インクの下地が必要なため、プリント部分に少し厚みを感じたり、個体差が出ることがある
仕上がり・お手入れの注意(インクジェットプリント)
- 濃色生地には前処理剤を使用するため、プリント部分や周囲に跡が残る場合があります。
- 洗濯や乾燥機の熱によって色落ちや若干のにじみが発生する場合があります。
- アイロンの直接あては避けてください。プリント部分が硬くなったり、色移りの原因になることがあります。
※ 濃色ボディ、濃色生地とは、黒やネイビーなど、生地の色が濃くインクの色がそのままでは見えにくい素材のことを指します。
また、オリジナルプリント.jpでは、生地の色や素材によって対応できないアイテムも一部あります。
詳しくは各商品ページで対応可否をご確認ください。
シルクスクリーンプリントってどんなプリント方法?
シルクスクリーンプリントは、版を使ってインクを生地にのせる印刷方法です。
インクを通したい部分だけを残した「版」を作り、そこからインクを押し出してプリントします。
シルクスクリーンプリントの特徴
1色ごとに「版」を作ってプリントするため、色や形がはっきり分かれたデザインをはっきり鮮やかに表現することができます。
一方で、この「版」は色の変化やグラデーション表現にはあまり向いていません。
※ 「版」とは、インクを通す部分と通さない部分がある“型”のようなものです。
デザインの形にインクが通るように作られており、その上からインクをのせてスキージ(ヘラ)でこすると、インクがデザインの形の穴を通って生地にプリントされます。
◎ メリット
- 希望通りの色でプリント可能、発色が鮮やかで長持ち
- 金・銀・蛍光色など特色インクによる印刷が可能
- 大量生産に向いており、同じデザインをたくさん作るとコストが下がる
- 色ムラが少なく、プロ仕様の仕上がりにできる
△ デメリット
- 色ごとに版代(8,250円)が発生するため、少量では割高になる
- 写真やグラデーションなどの表現には不向き
- デザイン変更のたびに版を作り直す必要がある
仕上がり・お手入れの注意(シルクスクリーンプリント)
- ドライクリーニングはできません。
- インクには伸縮性がありません。生地を引っ張ったり、きつく折り曲げたりすると印刷のヒビ割れ、ハガレの原因となります。裏返して洗濯すると比較的長持ちします。
違いがひと目でわかる!プリント方法の比較表
「結局、どっちを選べばいいの?」という方のために、
インクジェットプリントとシルクスクリーンプリントの主な違いを一覧でまとめました。
| インクジェットプリント | シルクスクリーンプリント | |
|---|---|---|
| 仕上がりの質感 | 生地になじむやわらかい風合い | 生地の上にインクがしっかりのる |
| 発色 | 自然でやわらかい発色 | くっきり鮮やかな発色 |
| 対応素材 | 紙や一部の布 | 布のほか比較的幅広い素材に対応 |
| 濃色生地への対応 | 白インクの下地が必要 → プリント部分に厚みが出る | 濃色でも鮮やかに再現可能 |
| 耐久性 | 〇 | ◎ |
| 注文のしやすさ | 1枚から気軽に注文OK | 版代が必要。枚数が多いほど単価が下がる |
迷ったときの選び方まとめ|あなたに合うのはどっち?
インクジェットプリントもシルクスクリーンプリントも、それぞれに得意分野があります。
写真やカラフルなデザインを作りたい場合、比較的少量の場合はインクジェットプリント、
同じデザインをまとめてたくさん作りたい場合はシルクスクリーンなど、
枚数やデザイン・使うシーンに合わせて選ぶのがポイントです。
インクジェットプリントがおすすめな人
少量で作りたい方、カラフルなデザインや複数のデザインで作りたい方にぴったりです。
- やわらかい風合いを重視したい
- デザインのふちをぼかしたり、透明にフェードさせる表現を入れたい(濃色を除く)
- いろいろなデザインでオリジナルグッズを作りたい
- 少量でオリジナルグッズを作りたい
シルクスクリーンプリントがおすすめな人
イベント・販売・スタッフ用などで同じデザインをまとめてたくさん作りたい方にぴったりです。
- 単色ロゴや文字、イラスト、フラットな色のデザインをきれいにプリントしたい
- 指定した色を忠実に、鮮やかに出したい
- 特色・蛍光色など特殊インクを使いたい
- 同じデザインをまとめて大量に作りたい
こんな場合は、別のプリント方法もチェック!
- シルクスクリーンに近い仕上がりで一色デザインのプリントをしたい
- でも注文枚数が少ないから版代がネック…
インクジェットプリントとシルクスクリーンプリント、それぞれに特徴があります。
デザインのテイストや数量、仕上がりの質感にあわせて方法を選ぶことで、理想のプリントが叶います。
イベントウェアやノベルティ、販売用グッズなど、目的に合わせて最適な方法を選んでみましょう!
加工方法ごとの詳細をチェック
加工方法の比較記事
他にも加工方法の比較記事を公開しています。迷っている方は是非別の記事も参考にしてくださいね。
- インクジェットプリントとオンデマンド転写(転写プリント)、どっちがいいの?
- インクジェットプリントとシルクスクリーンプリント、どっちがいいの? ※本記事
- オンデマンド転写(転写プリント)とシルクスクリーンプリント、どっちがいいの?
FAQ|よくある質問&選び方のヒント
Q1:1点から注文できますか?
インクジェットプリント・シルクスクリーンのほとんどのアイテムは1点から注文可能ですが、シルクスクリーンで1点で作ると割高になります。
Q2:シルクスクリーンの版を一度作ったら、保管してもらえますか?
はい。出荷日から1年間は版をお預かりしています。
同じデザインを再注文される場合は、版代がかかりません。
また、版を再利用いただくと、その時点からさらに1年間お預かり期間が延長されるため、定期的なご注文にも便利です。
※詳しくはこちらをご覧ください。
Q3:納期はどのくらいかかりますか?
商品や点数によって異なります。詳しくは各アイテムページからご希望の条件を入力しご確認ください。
Q4:名前や記念日を入れることはできますか?
はい、サイト上のデザインツールで簡単にテキストを追加できます。フォントや色も選べます。
Q5:ほかにはどんな加工方法がありますか?
アイテムによって対応している加工方法は異なりますが、ほかにもさまざまなプリント・加工方法をご用意しています。
詳しくは加工方法一覧をご覧ください。
※ 記事の内容は掲載時点の情報です。変更される場合があります。最新情報は各商品ページをご確認ください。


