フルカラー反射プリント
シルバー反射と同様に再帰性反射シートを使いフルカラーでデザイン表現できるプリント方法です。
加工方法切り替えに関するご案内
鮮やかで細かいデザインもプリント可能な「オンデマンド転写」加工の追加に伴い、従来の加工方法の一部について終了させていただきました。対象の加工方法は以下のとおりです。
カッティング圧着プリント(蛍光色・メタリックを除く)
フルカラーカッティング
シルバー反射プリント
フルカラー反射プリント
IM転写(イメージ・マジック転写)
フルカラー反射プリントとは
昼と夜で違う印象に!フルカラーでできる反射プリント
光源に向かってまっすぐ光が戻るように反射する「再帰性反射シート」というものを使用しています。
フラッシュ光を当てることで通常時とは違った明るい印象に。
夜間のイベントアイテムにはもちろん、暗い場所での防犯用としてもご利用いただけます。
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再帰性反射再帰性反射明るい場所ではフルカラー。光を当てると反射!
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フルカラー実現フルカラー実現CMYで表現できる色ならどの色を使ってもOKです!
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版代不要版代不要ダイレクトプリントで製版しないので版代も不要!
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生地色自由生地色自由ホワイトからブラックまでどんな生地色でも使えます!
出力色見本


入稿データ作成上のご注意

プリントできるデータについて
フルカラー反射プリントは、単色の文字、図形、イラストなどの形のプリントが可能です。
そのため、デザインツール上で写真や画像データのアップロード、使用はできません。
自分で作成したデータをプリントしたい場合は、完全データ入稿をご利用ください。
1mm以下のデザインや複雑な模様はご注意
1mm以下の幅のオブジェクト(線や文字含む)は、カットができなかったり、圧着時に欠損する可能性があります。
またオブジェクトとオブジェクトの間の隙間も1mm以上必要になります。
複雑なデザインや細かいデザインの場合、ご希望通りの仕上がりにならないことがありますのでご注意ください。
外周に沿って約1mmのフチがつきます
白色の専用シートにプリントした後にカットする際、デザインが切れてしまうことを防ぐためデザインの外周約1mm外側でカットします。
そこで生じるフチ部分は生地色の近似色を弊社でつけて仕上げますが、あくまで近似色になりますので予めご了承ください。
また、オブジェクトとオブジェクトの隙間が近い場合、フチ部分が連結することがあります。連結の有無についてはデザイン全体のバランスを勘案して弊社で判断させていただきます。
カットの中抜きはデザイン状況で弊社判断
たとえば「日」や「B」「☆」の内側のカット中抜きの有無については、その大きさやデザイン全体のバランスなどを勘案して弊社で判断させていただきます。
例えば「月金」という文字があり「金」の内側は細かく抜くことが困難であった場合、あえて「月」の内側も抜かないことで仕上がりのバランスを調整することがあります。
仕上がりにご不安がございましたら、ご注文時のコメント欄にてその旨をお伝えください。ご注文サポートセンターより仕上がりイメージを提出いたします。
プリントしたくない背景画像は丁寧に除去を
画像編集ソフトで自動選択ツールで背景画像を選択して除去する場合、背景の選択が充分ではなく背景画像データが残ってしまうことがあります。
また綺麗に除去したつもりでもアンチエイリアスがかかっていて半透明部分が残ることがあります。
僅かでも濃度が0%ではないデータ(ほぼ透明だったとしても)があると、カットパスの作成が正しく行われなかったり、加工機が反応してプリントしてしまうことで、仕上がりがご希望通りではない結果になる可能性がありますので、背景は丁寧に細かく除去してください。
ぼかしや透過グラデーションは不向き
白色の専用シートへのプリントになるため、透明ではない色から透明ではない色へのグラデーションは表現できますが、生地に直接印刷したような透過系表現のぼかしやグラデーションは表現できません。 ぼかしを使用される場合は、背景色に生地色の近似色を予めつけてください。背景色ともにプリントいたします。
パスを含むデータ・効果を使用したデータは必ずラスタライズを
Adobe Illustratorなどを含むグラフィックソフトを使用し、パスを含むデータや、スウォッチ登録したパターン柄などの効果を使用したデータでラスタライズ(=1枚の画像データにすること)をしていないと、ご希望の仕上がりにならない可能性があります。
完全データ入稿はAIファイルかPDFファイルで
完全データで入稿する場合、加工特性上カッティング用のパスが必要なため、Adobe Illustratorにて作成されたAIファイルか、パス編集ができるPDFファイルに限定させていただきます。
パスデータの作成が難しい場合は、有料にて承ることが可能です。ご注文前にカスタマーサポートセンターまでご相談ください。
(その際、画像データを使用する場合は必ず200dpi以上のものを入稿してください。)
- CMYK+白で表現可能なフルカラープリントの為、金色、銀色、蛍光色などの特色はプリントできません。
- 白を使ったフルカラーのデザインをプリントすることができますが、白インクは使いません。
- デザインデータの外周に対して約1mm程度のフチを設けてカットします。フチ部分は生地色の近似色を弊社でつけます。
- 蓄えた光を放つ蓄光・夜光タイプとは異なりシートそのものは光りません。またブラックライトは反射しません。
- 加工特性上、同じデザインで入稿いただいた場合でも、温度や湿度、加工機の個体差により仕上がり色に違いが出る場合があります。
仕上がりについて

熱プレスによる圧着プリントというプリント方法特性上、お届けしたアイテムの形状によってはプレス跡が残ることがあります。
このプレス跡は、大抵の場合一度の洗濯で解消されますので、ご到着後一度洗濯していただくことをお願いしております。(一度の洗濯で解消されない場合でも徐々に軽減します)
また、アパレルアイテムは折り畳んでお届けしておりますが、配送時に前後の生地が貼りついてしまうことが稀に生じます。この場合は申し訳ございませんが丁寧に剥がしてください。プリント品質には問題ございません。
なお誠に恐縮ながら、プレス跡の表出や無理な生地剥がし等による返品・交換につきましてはご遠慮ください。
万が一、通常の日常使用であったにも関わらずカッティングシートが剥がれてしまった場合はご注文サポートセンターまでご連絡ください。
ご使用状況や剥がれ状況を確認し弊社による加工ミスであると判断できる場合は(ご使用後であった場合でも)ご返品のうえ再作成・再納品させていただきます。
色の表現について

デザインデータの色について、PCやスマホのモニターでは色域の広いRGBで表現しますが、実際のプリントは色域の狭いCMYKで表現します。そのため、RGB色域の鮮やかな色はCMYKでの近似色に置換されることになります。 またRGBで作る色は光の掛け合わせですがCMYKで作る色は実際のインクの掛け合わせになりますので、ご希望の色よりも発色度合や色彩度・明暗度等が異なってプリントされることがあります。また生地の種類によっても仕上がりカラーに差異が生じます。
オリジナルプリント.jpでは、色の表現精度向上のため様々な取り組みを進めておりますが、色の忠実な表現について、ご希望にお応えできない場合があることを予めご容赦ください。