なぜプリントは傷む?原因とメカニズム
プリント劣化の主な原因は、摩擦・熱・紫外線・薬剤です。

- 摩擦:洗濯時に他の衣類とこすれることでプリント表面が削れ、ひび割れや剥がれの原因に。
- 熱:乾燥機やアイロンなどの高温は、プリントを劣化させます。特に熱転写系は影響が大きいです。
- 紫外線・薬剤:日光や漂白剤は色褪せや生地の変色を引き起こします。
オリジナルプリント.jpでは、アイテムごとに最適なプリント方法を採用していますが、その高品質な仕上がりを維持するためにも、日々のわずかなお手入れが非常に大切なのです。
洗濯・干し方のコツ3選
コツ1:洗濯時は「裏返し」にして摩擦を防ぐ
- Tシャツを裏返す
プリント面を内側にして洗濯し、ネットを使うとさらに摩擦を軽減できます。 - 濃色アイテムは単独で洗う
特に黒などの生地の濃い商品は、使い始めは色落ちする場合があるため、色移りを避けるためにも単体で洗濯してください。

コツ2:熱や薬剤は避ける
- 漂白剤・蛍光増白剤は避ける
プリント部分の色落ちや剥がれにつながるため、塩素系・酸素系問わず、漂白剤のご使用はお避けください。 - タンブラー乾燥機は使わない
高温はプリントの剥がれや縮みの原因になります。また、ドライクリーニングも溶剤の影響でプリントを傷めるためお控えください。 - アイロンは必ず「あて布」を
裏側からアイロンをかける際は、必ずプリント面に直接触れないよう布を当てて、裏面から軽く行ってください。

コツ3:保管時は日差しを避け、プリント面を重ねない
- 日光・照明を避けて保管
日光や蛍光灯などの強い紫外線に長時間当たると、色褪せの原因になります。押し入れやクローゼットなど、光が当たらない場所で保管してください。 - プリント面を重ねない
プリント面同士が貼りつかないよう、重ねずに保管するか、間に薄紙などを挟むのがベストです。特に、湿度の高い場所に長期間未開封で保管しておくと、貼りつきの原因になることがあります。

届いたばかりのTシャツの正しい取り扱い方
オリジナルプリント.jpの製品をお届けする際、お客様から「これは何?」とお問い合わせをいただくことがある、仕上がりや生地に関する注意点も解説します。
- プリント前後の下処理について
プリントの発色や定着を良くするため、プリント前後に下処理剤の塗布や、生地を平らにするためのヒートプレスをかけています。(一部アイテムを除く) - プレス跡が残ることがあります
プレスをかけた際に、Tシャツの形状に沿ったプレス跡や下処理剤が残ることがあります。 - 最初にご着用前に水洗いを推奨
気になる場合は、一度水洗いしていただくと解消されます。(アイテムによっては数回の洗濯が必要な場合があります。) - ご着用前の紫外線に注意が必要
未洗濯の状態で日光や照明の紫外線に当たると、下処理剤が焼けて変色することがあります。一度変色してしまうと洗濯しても落ちませんので、ご注意ください。
- 強い薬品や高温の近くに置かない:プリント劣化を防ぐ。
- プリント部分を強く引っ張らない:ひび割れ・剥がれ防止。
- ポリエステル素材:折りジワが残りやすいので畳まずに保管がおすすめ。
まとめ
いかがでしたか?
「裏返し洗濯」「乾燥機NG」「プリントを重ねない保管」の3つの鉄則を守るだけで、オリジナルプリントTシャツは長く美しい状態を保てます。
オリジナルプリント.jpでは、耐久性の高いシルクスクリーンから、風合いを活かせるインクジェットプリントまで、お客様のニーズに合わせた最適なプリント技術をご提供しています。
ぜひこのお手入れのコツを活かして、世界に一つだけのTシャツを大切に着てくださいね!
- Q. 洗濯ネットは必須ですか?
- A. 摩擦を最小限にするため推奨です。プリント面が摩耗しやすい場合は特に必須です。
- Q. 乾燥機は絶対NGですか?
- A. 高温でプリントが剥がれたり縮むため、自然乾燥がベストです。
- Q. 初回洗濯で色落ちしますか?
- A. 濃色は単独洗いが安心です。色移りを避けるためにも最初は別で洗ってください。
- Q. 届いたTシャツに四角い跡があります。
- A. プリント定着のためにかけるヒートプレスによるもので、洗濯や着用のうちに自然に消えますのでご安心ください。
- Q. プリント部分にアイロンをかけても大丈夫ですか?
- A. プリント面に直接アイロンをあてるのは避けてください。必ず裏返し、あて布をして中温で裏面からかけるのが安全です。
※ 記事内容・仕様は掲載時点の情報です。変更される場合があります。最新情報は各商品ページをご確認ください。