今回は、おそろいのユニフォームなどとして人気の、刺繍(ししゅう)加工のポロシャツについて、刺繍の種類から注文方法、お届け後のケア方法までを解説いたします。
1 刺繍の種類
・ロ文字のみの名入れ
文字のみの名入れは、単純でシンプルなデザインですが、ポロシャツに名前やイニシャルを入れたい場合には最適です。また、ネームタグ代わりにも使えます。
この場合、フォントや文字の大きさ、色などを選択することができます。シンプルなデザインなので、価格も比較的安価になります。
WEBサービスを活用して1枚から作ることも可能です。
オリジナルプリント.jp
・ロゴやデザイン刺繍
ロゴやデザイン刺繍は、ポロシャツのブランドイメージをアピールするために使われます。会社のロゴやブランドロゴ、スポーツチームのエンブレムなど、様々なデザインが可能です。デザイン刺繍のポロシャツを販売するケースも伸びています。
この場合、デザインを作成する必要があります。デザインの作成には、専門のデザイナーを雇ったり、デザイン作成ソフトを利用したりすることができます。 デザイン作成サポートサービス
また、ロゴやデザインの色数や刺繍の面積によって価格が変わるため、コストを抑えるためにはシンプルなデザインにすることが重要です。
パンチデータと呼ばれる刺繍の糸の動きを再現するためのデータを作る必要があるので、1枚つくるだけでも数千円の制作費が必要になります。
以上が、文字のみの名入れとロゴやデザイン刺繍の2つの種類についての解説です。それぞれの用途に応じて、最適な刺繍方法を選択しましょう。
2 刺繍の色の選び方
刺繍に使用する糸の色によって、印象が変わります。どのような色がよいのか、選び方のポイントを解説します。
目的に合わせた色選び
刺繍をする目的やポロシャツのデザインに合わせて、糸の色を選びましょう。たとえば、目立たせたい部分には鮮やかな色を、落ち着いた印象を出したい場合には淡い色を選ぶと良いでしょう。また、会社のロゴカラーやブランドイメージに合わせた色選びも大切です。
ポロシャツの色に合わせた色選び
刺繍の糸の色は、ポロシャツの色に合わせることも重要です。ポロシャツが明るい色の場合には、糸の色を濃いめにすると刺繍がより目立ちます。一方、暗めの色のポロシャツには明るい色の糸を使って、アクセントを付けるとよいでしょう。
ポロシャツの生地に合わせた色選び
ポロシャツの生地によって、糸の色の見え方も変わります。例えば、厚手の生地には太めの糸を使って刺繍をすると、存在感が出ます。一方、薄手の生地には細めの糸を使って、軽やかな印象を出すことができます。
コントラストのある色選び
刺繍とポロシャツの色が近い場合、刺繍が目立たなくなることがあります。そのため、コントラストのある糸の色を選ぶと、刺繍がより目立つようになります。例えば、青いポロシャツには黄色の糸を使うなど、色の対比を意識して選ぶと良いでしょう。
以上が、刺繍の色の選び方についての解説です。目的やポロシャツの色、生地に合わせた色選びをして、より印象的な刺繍を作り上げましょう。
3 刺繍の場所
ポロシャツに刺繍をする場所は、胸ポケットの上や袖口、背中などがあります。どの場所がよいのか、選び方のポイントを解説します。
胸ポケットの上
ポロシャツの胸ポケットの上に刺繍をするのは、一般的な方法です。ポロシャツの定番的な位置であり、ロゴやイニシャル、マークなどを入れるのに最適な場所です。胸ポケットの上に刺繍をすることで、ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも使用できる洗練された印象を与えることができます。
袖口
袖口に刺繍をすることで、ポロシャツに少し遊び心をプラスすることができます。また、半袖のポロシャツに刺繍をする場合にも、袖口に入れることで、さりげなくデザインをアピールすることができます。
背中
背中に刺繍をする場合には、バックスタイルと呼ばれる場所に入れます。背中の刺繍は、胸ポケットの上に刺繍がある場合や、袖口に刺繍を入れている場合には、さらにデザインのアクセントとして使用できます。また、団体やイベントのグッズとしても活用されることがあります。
その他の場所
その他、ポロシャツの襟や肩、裾に刺繍をすることもできます。ただし、場所によっては見えにくいため、目立たせるためにはデザインの工夫が必要です。
以上が、ポロシャツに刺繍をする場所についての解説です。用途やデザインに応じて、適切な場所を選び、刺繍を入れることで、ポロシャツをより個性的なアイテムに仕上げましょう。
4 アイテムの選び方
ポロシャツに刺繍をする際には、素材や色、サイズ、形状などに注意が必要です。どのようなアイテムが適しているのか、選び方のポイントを解説します。
刺繍に適したアイテムを選ぶ際には、生地の素材や色、デザイン、価格などを考慮する必要があります。
・素材の選び方
刺繍に適した素材は、綿やポリエステルなどの平滑で丈夫な素材です。また、柔らかく伸縮性のある素材は、刺繍が入りやすくなるため適しています。ポロシャツなどの衣類の場合、多くは綿100%のものや、綿とポリエステルの混紡素材が使われています。
・色の選び方
刺繍は、基本的には一色で行われます。そのため、刺繍糸の色とアイテムの色を合わせることで、より美しく仕上げることができます。また、刺繍をする場所によっても、色の選び方が異なります。例えば、胸ポケットに刺繍をする場合は、ポロシャツの色と合わせて明るめの色を使うことが多いです。
・サイズの選び方
刺繍をする場所によって、刺繍のサイズに制限があります。たとえば、胸ポケットに刺繍をする場合は、ポケットの大きさに合わせたサイズにする必要があります。また、刺繍のデザインによっても、サイズは異なります。ロゴマークなどの場合は、小さなサイズでも鮮明に表現できるように、細かい繊細なデザインが可能な機種を使って刺繍することが重要です。
・形状の選び方
刺繍をする場所の形状に合わせて、アイテムの形状を選ぶ必要があります。例えば、袖口に刺繍をする場合は、袖の形状に合わせた曲線的な刺繍が必要です。また、ポロシャツの胸ポケットに刺繍をする場合は、ポケットの形状に合わせて、刺繍のデザインを調整することが必要です。
さらに、ポロシャツ以外にも刺繍に適したアイテムがあります。例えば、Tシャツ、キャップ、バッグ、タオル、ハンカチ、エプロンなどが挙げられます。
アイテムによっては素材が異なるため、刺繍の仕上がりにも影響を与えます。一般的に、刺繍に適した素材は、綿やポリエステル、レーヨンなどが挙げられます。これらの素材は刺繍の糸がしっかりと織り込まれるため、刺繍が綺麗に仕上がります。
一方で、ナイロンやスパンデックスなどの素材は、糸が織り込みづらく、刺繍が浮いてしまうことがあります。また、革製品に刺繍を施す場合は、素材の硬さや厚さによっては、刺繍が施しにくい場合があります。
アイテム選びのポイントとしては、刺繍が施される場所やサイズ、使用用途に合わせて、適した素材やアイテムを選ぶことが重要です。刺繍に適した素材の場合は、綺麗に仕上がりますし、素材に合った色の糸を選ぶことで、より一層印象的な刺繍ができます。また、使用用途に合わせたアイテム選びをすることで、刺繍がより効果的に表現されることも考慮してください。
オリジナルプリント.jpでは、あらかじめ刺繍に適したアイテムでのみ、加工方法として刺繍が選択できるようになっていますのでご安心ください。
5 刺繍の注文方法
刺繍を注文する際には、サイズや色、枚数などの注文方法があります。注文する際のポイントを解説します。
刺繍を施したいアイテムの選定
まずは、刺繍を施したいアイテムを選定します。前述したように、刺繍に適したアイテムを選ぶことが大切です。
デザインの作成または準備
刺繍を施すデザインを準備します。デザインがない場合は、刺繍業者に依頼してデザインの作成を依頼することもできます。デザインによっては、刺繍の糸の色数やサイズなどが影響するため、刺繍業者に確認すると良いでしょう。
刺繍業者の選定
刺繍業者を選定します。インターネット上で検索すると、刺繍業者のサイトや口コミが見つかる場合があります。業者によっては、アイテムの販売やデザイン作成も行っている場合があります。
WEB経由でお得に作るなら 当社のサービスオリジナルプリント.jpがおすすめです。
名入れ刺繍であれば、その後の見積もりから注文までもスムーズに行えます。
デザインの相談等が必要でしたら デザイン作成サポートサービスのご利用も検討ください。
他に、ユニフォームならラクスルもおすすめです。
お見積もりの依頼
選定した業者にお見積もりの依頼をします。アイテムやデザインによっては、価格が変動するため、見積もりをもらってから注文すると安心です。
注文確定と入金
お見積もりを確認し、注文を確定します。業者によっては、注文確定時に入金を求められる場合があります。
刺繍作業の開始
注文が確定すると、業者が刺繍作業を開始します。作業期間は、アイテムの種類や刺繍のサイズ、注文数などによって異なります。
商品の発送
刺繍作業が完了したら、商品を発送してもらいます。
以上が、一般的な刺繍の注文方法の流れになります。注文前に、業者の評判や実績、納期などをしっかり確認してから注文することが重要です。
6 刺繍のケア方法
刺繍が入ったポロシャツのケア方法について解説します。洗濯やアイロンの仕方など、長持ちさせるためのポイントを紹介します。
刺繍製品のケア方法には以下のようなものがあります:
手洗いが基本
刺繍製品を洗濯する場合、手洗いが基本です。洗濯機で洗う場合は、弱い回転数で洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
軽く絞ってから干す
中性洗剤を使う
中性洗剤を使う
洗濯後、軽く絞ってから陰干しするようにしましょう。直射日光に当てると色落ちや変色の原因になるため、風通しの良い場所で乾かすようにしましょう。
アイロンは裏から
アイロンをかける場合は、裏側からかけるようにしましょう。また、刺繍部分に直接アイロンをかけないように気をつけてください。
保存時は畳んで
刺繍製品を長期間保存する場合は、畳んで保管するようにしましょう。ハンガーにかけると重みで形が崩れることがあります。
以上のように、刺繍製品のケア方法には注意点があります。これらの方法を守って、長くお気に入りの刺繍製品を大切に使ってください。
いかがでしたか?
皆様のオリジナルグッズ作成の参考になれば幸いです。
※アイテム代・プリント代のほか、各サービスの内容は記事掲載当時のものです。
予告なく変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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