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Tシャツとひとことで言っても、素材にはさまざまな種類があります。大きく分けると 「天然素材」「化学繊維(合成繊維)」「混紡素材(ブレンド)」の3タイプ。それぞれの代表的な素材と特徴をまとめました。
🧵 天然素材
- 綿(コットン):肌ざわりが良く吸湿性◎。着心地が良い一方で乾きに時間がかかる傾向。
- 麻(リネン/ヘンプ):清涼感があり夏にぴったり。通気性と速乾性に優れるが、シワになりやすく少しチクチク感あり。
🧬 化学繊維(合成繊維)
- ポリエステル:軽くて丈夫、速乾性が高い。スポーツウェアやドライTシャツで定番。
- ナイロン:ツヤ感と伸縮性に優れる。耐久性は高いが熱に弱く吸湿性は低め。
- レーヨン(再生繊維):なめらかでドレープ感あり。高級感はあるが水に弱くシワになりやすい。
🧶 混紡(ブレンド)素材
- 綿×ポリエステル(CVC/T/C):綿のやわらかさとポリエステルの丈夫さを両立。シワになりにくく乾きやすい。
- トリアセテート・モダール混:しなやかで上品な質感。レディースTシャツや上品系ラインに多い。
オリジナルプリント.jpでは、日常使いからイベント・スポーツまで対応できる 「綿(コットン)」と「ドライ(ポリエステル)」を中心に取り扱っています。 次は、この2つの素材を詳しく比較してみましょう。
- 定義:天然素材の代表で、肌触りが柔らかく快適。吸湿性が高く汗をよく吸収する反面、乾きに時間がかかる傾向があります。Tシャツではオーガニックコットン・リングスパンコットン・コーマ糸などに採用され、プリントの発色も良好です。
- 長所:肌触り良好・通気性◎・自然素材で着心地が柔らかい
- 短所:乾きにくい・縮みやすい・汗で色落ちしやすい
- 向く用途:普段着/イベント/プレゼント・贈答用。肌触り重視のシーンにおすすめ
- 定義:ポリエステルを中心とした合成素材で、速乾性・通気性に優れたスポーツ向け素材。汗をかくシーンでも快適に着用でき、型崩れしにくいのが特長です。
- 長所:速乾・軽量・型崩れしにくい・洗濯耐久◎
- 短所:肌触りはやや硬め・熱に弱い・静電気が起きやすい
- 向く用途:スポーツ/アウトドア/イベントスタッフ。汗をかくシーンにおすすめ
項目 | コットン | ドライ |
---|---|---|
肌触り | 柔らかく快適 | ツルっとした感触 |
吸湿性 | 高い | 低い(速乾) |
乾きやすさ | 遅い | 非常に速い |
型崩れ | やや起きやすい | 起きにくい |
耐久性 | 普通 | 高い |
プリント相性 | シルク・インクジェットなど | オンデマンド転写・昇華転写など |
素材別の特徴を比較してきましたが、ここでは用途別におすすめ素材を紹介していきます。
- 普段着・プレゼント:肌触り重視 → コットン素材
- スポーツ・イベントスタッフ:汗・速乾重視 → ドライ素材
- 屋外作業・配布用:軽量・耐久 → ドライ素材、肌触り優先ならコットン素材
オリジナルプリント.jpでは、国内最大級のプリント工場を有しており、Tシャツの素材や用途に合わせて複数のプリント方法から選ぶことができます。 デザインや仕上がりの質感、予算など、さまざまな条件に応じて最適な方法を選べるのが魅力です。 ここでは、素材別に相性の良いプリント方法をご紹介します。
綿(コットン)素材Tシャツ
シルクスクリーン・インクジェットプリント・オンデマンド転写(DTF)がプリント相性抜群

ドライ素材Tシャツ
シルクスクリーン・オンデマンド転写・昇華転写がプリント相性抜群

コットンカテゴリーより(2選)
ドライカテゴリーより(2選)
素材カテゴリへ(綿/ポリエステル)
- 綿素材のTシャツ … 柔らかく自然な肌触りが魅力で、吸水性が高く汗をしっかり吸ってくれます。
- ポリエステル素材のTシャツ … サラサラとした軽い着心地で、速乾性に優れています。
- Q. 迷ったらどちらを選べばいい?
- A. 普段着・肌触り重視ならコットン素材、スポーツ・汗対策重視ならドライ素材がおすすめです。
- Q. 洗濯で縮むのはどっち?
- A. コットン素材は縮みやすく、ドライ素材は比較的型崩れしにくいです。
- Q. プリントしやすいのは?
- A. コットンはインクジェット/シルクスクリーン、ドライはオンデマンド転写/昇華転写が相性抜群です。
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